2016年5月19日木曜日

Marshall JCM900

良いイメージを持っていなかったアンプだがメンテのために腹を開けてみた。
・スタンバイスイッチが整流前に入っていたのは良いです。整流後を切るのは
 エレキブーム以後しか使われなかった気がします。
 (国産のカートリッジも作っていた無きメーカー製はグリッドをショートさせて対応していたり。)

・出力管が暴走するとアースしてあるところにヒューズがありパラに繋いであるLEDが点灯時は
 ヒューズが切れているという親切設計。
・MASTERボリュームが2系統あって切り替えができる(バッキングとリードという使い方ができる。) のも好感。
 (ただボリュームとしか記載されていないので使ってみないとその意味が分かりにくいのが残念
  です。なのでつまみの使用方法がわからず歪み過ぎるという誤解も・・)

不安定だったアンプの切り替え部(よくリレーが使われておりこれがダメなケースが多い80年代のVTR等で中身が見えるタイプのリレーが原因が多い。)ダーリントン型トランジスターのMPSA13だが見つからないので入手できるKSP13に
 あとM5201という切り替えスイッチ付オペアンプ。これもNJM2120Dに交換。